結論を先に申しあげるとしたら、間違いなく遮熱という意味では、
遮熱パネルが圧倒的に有利です。
なぜなら、計算をして数値化してみると遮熱パネルの効果が
いかに出ているか分かるからです。
遮熱塗料による塗装は無意味であるとまでは言いませんが、
遮熱パネルの効果に比べたら、かなり効果は少なくなって
しまうということです。
塗装や自宅のリフォームなどを自分でやる方も少なくないですが、遮熱について知識がない方がほとんどなので、常識的なこと
だけは自分でやるならしっかりと学んでおく必要が
あると思います。
遮熱パネルを薄くしたいなどとは考えないでください。
NASAの省エネ遮熱塗料による塗装をすることで、遮熱効果を
高めて、遮熱パネルの厚みを薄くしたいと考える人もいること
でしょう。確かに、外壁の内側の遮熱パネルは厚みが薄いほうが
部屋のスペースも確保できるし、その分で好きな照明をつけたりすることもできるでしょう。要するに、遮熱パネルが厚くなれば
なるほど、邪魔になってしまうということです。
とは言っても、遮熱パネルがなければ遮熱をすることができなく
なってしまうので、夏は大変なことになってしまうのです。
クーラーをいくらかけてもまったく効き目がなくかなり電気代を
無駄にしてしまうことでしょう。
遮熱パネルを薄くしてしまった場合も、普通の遮熱効果が
得られなくなってしまうので、同じようにエアコンがきかないと
いう致命的な欠陥を残すことになってしまいます。
いくら遮熱塗料による塗装をしてみたところで、たいして遮熱
効果が上がるとは考えられないので、やはり最低限の遮熱
パネルの厚みはどうしても必要となってきてしまうのです。
それは仕方がないことなのです。
そこらへんのことが分からず専門的な知識がない場合は、
やはり専門家に相談してから作業をしたほうが良いと思います。
自分の思い付きなどでやってしまえば、取り返しのつかない
ことになり、元に戻す費用が莫大になってしまうことも
あるのです。